パンスト(パンティストッキング)の上に靴下を重ねて穿いたり、タイツの上に靴下を重ねて穿いているように、重ね穿きをしているのをカバコと呼んでいます。『かさねばきをしている子』を略して『カバコ』と呼んでいるようです。
冬にはこの傾向が強く、普段、カバコをしない女性もしていたりします。タイツを穿いていて、足元にはブーツを履いており、いざブーツを脱いだときに、タイツの上に靴下を重ねて穿いているのを見かけたりしますね。そのことを女性に聞いてみると、「タイツだけだと足先が冷たくなるので靴下を穿いています」と教えてくれたりします。
あと、「ストッキングやタイツだけだと、靴の中で滑ってしまうから靴下も穿いています」と言う女性もいますね。
あたたかい季節では、パンストの上にフットカバー、カバーソックスなどを穿いていても、パンプスからはみ出ていないとカバコに気づかない場合もありますね。
また、匂いフェチである私の考察では、カバコをしているとストッキングが臭くなりにくいこともあるようです。靴の中で汗を掻いても、ストッキングだけの場合だと、その極薄繊維が汗を吸いきれなくて臭くなってしまう場面でも、ストッキングの上に靴下を重ねて穿くことにより、靴下の厚めの繊維が吸湿・放湿を担ってくれて、靴の中の環境が良好になる傾向があり、臭くなりづらいように感じます。